なんだか上手く言えないよね

好きなものを好きなだけ

虎者-NINJAPAN-真剣に考察してみた

やほ!しめ担です!🐰(全力で真似した)

 

ジャニーズJr. Travis Japanの初単独主演舞台「虎者-NINJAPAN-」の1幕、絶対的に説明が足りてなくて考察のパラダイスでは?と思い、主軸になりそうな公式パンフの情報と必死にメモしたセリフたち(ところどころ諦めた)を使って考察しました。長いです!

パンフは水色、セリフは他の色にしてます。

 

加筆修正しました↓

虎者-NINJAPAN-一幕考察してみたpart2 - なんだか上手く言えないよね

 

朱雀「お前達7つの光でこの世の全ての闇を消しさろうとでも言うのか」

ナレ「愛のために命を落とした究極の「愛」の話」

後半のナレーションのセリフは違う気がする。朱雀のセリフは最後にも出てくるので、この物語における重要なセリフなんだと思います。虎者7人にはそれぞれの光の色がある、7つの光が合わさることで全ての闇を払うほどの力になるのでしょうか。戦隊でいう合体ロボか?

とりあえず物語進めます。

 

 

時は近未来、闇の力がすべてを支配し「憎悪」や「嫉妬」「欲望」が渦巻く荒廃した世界。

オオワシ「時は近未来、世界は光と闇の闘いが続いていた。正義に目覚めた闇の帝王朱雀の息子、虎者。」

ハヤブサ「この物語は虎者たちが闇の帝王である実父を愛の力で闇に葬り去る(残り忘れた!ごめんね新くん!)

オオワシ「物語は彼ら7人が「紅孔雀」「青鷺」と呼ばれていた時代まで遡る」

悪の世に君臨する父の元に生まれた「虎者」たちは日々、修行を重ねていた。生き別れた妹と出会うことを夢見ながら。(ここでは虎者=Travis Japanって記載してあります。)

舞台設定は「近未来」

光と闇の闘いがあるなかで、この物語の世界は「闇」だと推測。またこの闇はパンフから「嫉妬」「憎悪」「欲望」だと考えます。
また、この闇の世界は朱雀が支配していること、さらにその息子7人が虎者であり、かつ、7人は2つのグループに別れて修行に出ていたことがわかります。

時代まで遡るって表現と、慕うほど一緒に暮らしてた妹の顔を忘れる位の時間が経ってることから近未来だし寿命500歳とかなのかな…って考えたけど、それはただのSFの読みすぎかな(笑)

妹と会うことを夢見ながら、ということから、紅孔雀と碧鷺は兄弟であることは分かりつつも、修行は3人と4人で別々に行っている。修行の目標は決して妹に会うことではない。以上の2点がわかります。

 

 

オオワシ「全ての準備が整いました」

ハヤブサ「全ての力が朱雀様のものとなりました」

この時点ではまだ朱雀が全ての力を手に入れていないような表現が気になります。「光と闇の闘い」にそろそろ決着がつくのか?と考えました。

また、「全ての準備が整いました」という一言から考えるに、オオワシハヤブサは部隊長的なポジションだと予測。服に鳥ついてるの朱雀とオオワシハヤブサだけだから割と偉いのかなと。

 

 

朱雀「我が愛しの娘カゲロウ戻ったか」

カゲロウ「あいつら7人はどこへ行った?まさかオヤジに謀反を起こそうとしているのではあるまいか?」

朱雀「あやつら7人の言葉は希望に満ちておる。」「光こそがこの世に混沌をもたらす。我が一族は一切の光を入れてはならない。闇の虎者になるのが、我らの掟である。」

闇の一族の説明ですね。光は敵であり、闇の世界にとって「光」は許されない存在だと考えます。

この会話で気になるのは、カゲロウ「謀反」朱雀「闇の虎者」です。

謀反」ということは、つまりこの時点では虎者7人は朱雀側にいて修行をしている。にも関わらず、言葉が希望に満ちている。つまり修行をするうちに「闇」への疑問を持ち始めたのではないでしょうか。それを朱雀は危惧している。

そして気になる「闇の虎者」。「虎者(Travis Japan)」とパンフには記載があるにも関わらず、一族としての掟が「闇の虎者」になることである。可能性としては以下の2つが挙げられます。

①掟としての「闇になる」が「虎者」にかかって「闇の虎者」として「光」に染まりそうな7人を牽制する意味で言った。

②「虎者」は一族の修行中の仮役職的な一般名であり、「闇の虎者」になることで1人前として認められ、それぞれ個人に名前が与えられる。

私は②だと推測しています。なぜなら、朱雀だけ漢字で1人の役名があるからです。カゲロウ、オオワシハヤブサはカタカナ表記なので、朱雀の正式な後継者として認められていないのではないでしょうか。代わりに修行中の「紅孔雀」「碧鷺」は鳥の名前かつ漢字なので、3人と4人で1人前としてカウントされていると予想。(仮面ライダーWの彰太郎とフィリップ的な)(伝われ) それなら7人それぞれに役名がないのも納得できる。

 

 

カゲロウと紅孔雀、碧鷺のダンス

オオワシ「どうやらカゲロウは意中の奴がいるらしいな」

ハヤブサ「紅孔雀と碧鷺のやつらの誰かだろう」

オオワシ「もはやカゲロウは敵ではない」

ハヤブサ「あやつら7人のほうが脅威になる」

オオワシ「となれば力づくで黙らせるのみ。あの朱雀もいずれは滅びる。天下は俺たちのものとなるのだ。」

まずカゲロウの恋の相手、多くの方が言ってますが私も宮近くんだと思います。最後に踊るのが宮近くんで、カゲロウがすごく見つめているから。まあここは宮近担に解説を任せたいのでスルーします。

ここのオオワシハヤブサの会話で気になるのが天下は俺たちのものとなるです

この2人における闇は「嫉妬。闇の世界で強くなるには自分の持つ心の闇が深い方がいいみたいな世界なのかなと考えました。オオワシハヤブサ、とにかく最初から朱雀様にとりあえず媚び売っとけ、子供たち邪魔だからさっさと潰せ感がすごい。(偏見) 

この2人は部隊長なのでは?と最初に書きましたが、やはり正式な後継者は血縁が重要視される世界で、血縁者を全員潰すしかないという可能性もあるかなと思います。闇の一族で重要ポジにはいるけれど、血縁がないから支配はできないみたいな。

オオワシハヤブサは血縁関係で兄弟とかだったら面白そうなのでスピンオフ待ってる。(早い) それか実は朱雀側に潜り込んでる敵(進撃の巨人のライナー的な)(伝われ)でも面白そう。

 

 

朱雀と紅孔雀、碧鷺、オオワシハヤブサで光をまとってタップダンス

光を一切入れないはずの闇の世界、なぜ自ら光をまとっているのか。ここは光の世界との闘いを表現しているのかなと考えました。また、朱雀とオオワシハヤブサだけでなく、紅孔雀と碧鷺が一緒になって踊っていることから、この時点では紅孔雀と碧鷺は朱雀側。一矢乱れぬ動きで一緒に光の世界と闘っている、みたいな。紅孔雀と碧鷺は修行しつつ、朱雀の手下として闘いにも出てるのかなと。この戦いで光の世界との闘いに決着をつけ、世界が闇に染まったのか?と考えました。

 

 

カゲロウと朱雀の歌(一部抜粋)

これは恋なのか

誰にも頼らず生きてきたのに 

許しはしない 逆さまに堕ちるだけ

この世は一人で生きていけ 誰も信じず

止まらない愛 愛してはいけない

忘れたいのに忘れられない

時は戻らない 全て消えてゆくもの

すべては夢のなか

朱雀「カゲロウ、お前の慕っていた兄達は生きておるぞ」

カゲロウ「本当ですか父上」

朱雀「お前の慕っていた兄達はあの7人だ。どうだ実の兄を愛してしまった気分は。愛がお前を弱くする、兄を殺し、心を捨て、闇を深くすることがお前が救われる唯一の手段だ」

カゲロウは宮近くん(仮)を想って歌っていて、朱雀死んだ妻(後述)を思っているのかなと。信じられるのは自分だけ、時は戻らない、からかなりの人間不信を感じますね。(言い方もっとあった気がする)

朱雀の話し方から、カゲロウには「兄達は死んだ」と伝えられていたと考えられます。SFあるあるですよね。愛した相手殺せば楽になれるってサイコパスかよってセリフは置いておいて、朱雀はカゲロウに対し、闇に染まることを進めていることが伝わります。(これも詳しくは後述) てかカゲロウちゃん、最初はオヤジ呼びだったのに父上っていきなりキャラ変しすぎじゃない?反抗期だったの?

 

 

ある日、父に呼び出された虎者たちは実の妹との再会を果たす。しかし、最後の修行としてその妹を殺せと父から命じられてしまう。「愛」も「絆」も「家族」さえも捨て、最強の力を手に入れろと。

宮近「闇の帝王朱雀様、我ら7人に何用でしょうか。」

朱雀「お前達7人は我らが息子、カゲロウはお前達の妹である。今宵はとっておきの余興を用意してやった。実の妹をその手で殺すが良い。」

虎者「(そんな馬鹿な話あるか的なセリフ)」

朱雀「力があれば、力さえあれば、妻を死なせることは無かった」

カゲロウ「私を殺せ!」

朱雀「自分たちの運命を呪え」「闇の虎者になりたくないのか!」

宮近「なれば我らは愛の力で「真の虎者」となる」

紅孔雀、碧鷺衣装から虎者衣装に変換

(ここら辺メモしてないから雑)(トラジャ7人の唯一レベルのまともなセリフなのに)

非情な現実を突きつけられた虎者たちは「愛」の力をもって、悪の権化、父と対峙することを決意するのだったーーー。

呼び出しの時点では、紅孔雀と碧鷺衣装を着ていること、宮近「帝王朱雀様」からしてまだ味方。でもちょっと気になるのは閑也「カゲロウ!」なんですよね。この時点での紅孔雀と碧鷺のポジション何なんだろう。カゲロウが朱雀の娘なのは周知の事実みたいだし、普通に考えると姫なのに敬称なしで呼べる立場という謎がすごい。

ここで朱雀の過去が明かされます。妻殺されてた。これが考察捗るポイントでは?物語の背景としてある「光と闇の闘い」で妻が死んだことから、朱雀が異常なまでに光を嫌っているとも考えられます。ここから考える朱雀の闇は「憎悪」と「欲望。妻を殺された「憎悪」ともう一度時を戻したい、妻を殺されないだけの強大な力を手に入れたい「欲望」の大きさから闇の世界を牛耳るだけの力を手に入れたのではないでしょうか。友人とオオワシハヤブサ妻殺し犯人だったらやばいって話して盛り上がった。それだったらやばい。

また、「闇の虎者になりたくないのか」「最後の修行として」からやはり、「闇の虎者」は一族における「1人前の定義」であると推測します。となると「真の虎者」とはなんなのか。光と闇が表裏一体(後述)というセリフから考えるに、修行中の「虎者(一般名)」は闇にも光にもなれる。だから「闇の虎者」と「真の虎者」が存在しているのではないか、と考えます。その場合「虎者」はやはり一般名に過ぎず、世界の後継者になりうる立場の子供たちは「虎者」として修行することが掟である可能性が考えられます。朱雀は修行の末「闇の虎者」となり、「虎者(一般名)」から「朱雀(固有名)」になったのかなと推測しました。

 

 

色んな世界で闘う虎者たち(トランポリン)

火山とか海の中とか城とかよくわかんないけど世界って広いな…(突然の世界観に戸惑うオタク)

宮近、しずんちゅ、のえしめ、松松の組み合わせから紅孔雀と碧鷺で修行してたことが伝わるのかな、と思ったら、その後しめまちゅ、のえしずうみげんになるからわからん。必殺技はそれぞれ違うんだろうなあと見てたけど物語とあんまり関係なさそうなのでスルーします。

朱雀「光の対極には必ず闇がある。お前達の背後には必ず闇がある。」「お前達7人の7つの光でこの世の全ての闇を消しさろうとでも言うのか」

虎者衣装になってからは朱雀との戦いが始まっていると考えます。朱雀のセリフから、虎者は唯一の光側になった可能性があるとも推測できます。

これは冒頭の「全ての力が朱雀様のものに」、中盤の光をまとったタップダンスで一族は「光」に勝利し、光の世界をも朱雀の支配下になっていた。

そんな朱雀に逆らい、「闇」に疑問を持ち始めていた7人は「7つの光」として現れ、「闇」を消すために再び「光と闇の闘い」を始めたのではないでしょうか。

朱雀のセリフで「光と闇は表裏一体」とあえて伝え、そこで闘いを繰り広げる残酷さも表現しているのかなと考えました。考えすぎか?

そもそも光と闇の闘いが長く続いていた設定だけど、元はひとつの家族だったのでは?ここら辺も詳しく知りたいところです。

 

 

ボロボロになった虎者。カゲロウを殺そうとする朱雀、それを止める虎者が殺されそうになる。そして兄を殺されないよう抗おうとしたカゲロウに刺されて倒れる朱雀。

朱雀「カゲロウ、お前は妻に似て心根が優しすぎる。この兄達のことを誇りに思いなさい。」「温かい、涙の雫とはこんなにも温かいものだったのか。」

虎者「強大な力も愛がなくては意味が無い。こんな争いが耐えない世の中でも家族の愛だけはなくてはいけない。(など)(メモするの忘れた)

朱雀「未来はお前達の前にある。その7つの光で己の夢の空へ羽ばたくがいい」

なんか突然言うこと変わりすぎじゃない?というセリフは飲み込んで、朱雀は妻殺されて闇堕ちしたけど本当は辛かったんだね!ってなる瞬間です。突然の砕けた解釈。

闇に染まり、誰にも負けない闇の力をつけて欲しいという朱雀の願いは、力不足で妻を殺してしまった後悔からきたもの。その方向性が間違えてただけでこれもひとつの「愛」だと表現したかったんだと思います。たぶん。

もしかしたら妻が生きてた頃の朱雀は、闘いはしていてもまだ光に希望を持っていたのではないか、とも考えました。自分の妻を亡くした原因だからこそ虎者の「光への希望」を忌み嫌っていたのではないでしょうか。 そんな感じで生きてきたのに結局「光」に染まった息子達に殺されるなんて悲しい話だよねえ。冒頭では虎者7人に殺されてるのに、ラストだとカゲロウに殺されてるのは突っ込むべきなのか。

 

朱雀の妻が殺された理由、7人が紅孔雀と碧鷺に別れた理由などまだまだ謎が残るので 、続編に期待です!(笑)

セリフとパンフ情報を元に組み上げた考察が以上になります!ここまで長々とお付き合いいただきありがとうございます!締め方が下手!(笑)

 

 

ちなみに物語のテーマである「究極の家族愛」が何に対するものなのかは謎なうえに、家族愛がテーマならカゲロウの恋は本当に恋愛感情としての好きだったのかも疑問に残ります。ギリシャ神話もほとんどの登場人物が親戚だもんね。感情論は苦手な理系からの考察でした。