なんだか上手く言えないよね

好きなものを好きなだけ

君の笑顔にありがとう

想いを言葉にするのはむずかしくて、でも今年の夏の想いだけはいつまでも忘れなくないので、形に残したいと思ったサマパラ最終日。2019年8月22日。

今年の夏とこれまでの話。これからの話。

 

2016年の夏1人減って、ちょっとしたら1人颯爽と辞めて、と思ったらもう1人が泣きながら卒業式して、すぐに1人が辞めた激動の1年。

5人で踊る姿を見て、5人はこのままでいて欲しいと願った1ヶ月半。

噂はあったけれど、突然入った2人、よくわからないまま続いた1年9ヶ月。

書ききれないくらい色んなことがあって、本当にしめちゃんが辞めないでいてくれるのか、トラジャが解散しないのか、このまま7人なのか、他にもたくさんの不安があって、とにかく不安を抱えて迎えた今年の夏。

 

8月8日、OPからおかしいことくらい気付いてても考えないフリをしてて、演出の違いに悔しくて涙が止まらなくて、で、あの発表とそのあとのパフォーマンス。ひたすら泣いてた3時間。

 

私は好きになってから今までずっと「トラジャはデビューしないでふぉ〜ゆ〜みたいに続けてて欲しい」って思ってる、と思ってた。ほんとにずっと。これは仲のいい友人達には何回も話してる内容だけれど、キンプリがデビューしてからの変わりようを見ていたら怖くて仕方がなくて。デビュー5年目のWESTを見て、変わっていく彼らに合わせて自分の好きの形が変えられない怖さを覚えて。

でもあの日、あの瞬間止まらなかった涙は確実に悔し涙で、「トラジャはまだ足りない」「結局デビューしないとスタートラインに立てない」「目指す目標はデビューの一択」たくさんの種類の悔しさが溢れて、とにかく悔しくて。私はこの時トラジャのデビューを夢見てたんだなって初めて気付かされた。

びっくりだよねぇ、私はびっくりした。だってこんなに悔しいと思うなんて思わなかったじゃん。そう思ってるの私だけじゃないはずだと思ってるんだけど、どうなんですかね。

 

それからサマパラで執拗に言われた「数字が足りない」という言葉。わたしが個人的にずっと気にしてたこと。

大運動会の個人写真ね、トラジャだけ他のユニットより1枚少なかったんだよ。キントレのグッズの生産数も少なかったよね。たぶん帝劇のステフォも少なかったんじゃないかな。合同の何かがある度にそんなこと気にしてたよ。

私は理系で数字が大好きなので、目に見える結果として数字があることをいつもは嬉しく思うのに、これに関してはいつも悔しいなって思ってた。確実に期待されてない、そんな被害妄想も生まれるくらい「数字」が足りてなかったと未だに思う。頑張れてた?と聞かれたら、サボってたと答えるほどには自分もやってなかったことたくさんあったけど。

とにかく足りないものが数字だと明確に提示された夏。もしこの数字を出せないままなら、7人が7人でいることも保てないのかもしれないと思った瞬間。

数字数字うるさい、って意見もたくさん見かけたけれど、「好きなら壊されないように守るべき。」が私の主張。芸能界に絶対も永遠もない。継続を選ばせるなら、それなり結果を残し続ける必要がある。事務所だってビジネスなんだから結果の出ない商品に、利益の少ない商品に価値なんて見出さないでしょ。

 

そんな「数字」にこだわった夏は、トラジャ担がトラジャ担として本気で手を取り合った夏だったなと思います。

 

2人が入ってから2年弱、どちらかといえばあまりウェルカムモードではなかった私は、常に「松松」として括ってること、せいぜい「トリプルカイト」止まりなことに違和感しかなかった。度々起こる、オリメン担vs松松担vs松松加入以降トラジャ担 によるくだらない言い争いに嫌気が差してきて、なんかもう全部めんどくさいなって思ってたし。

でもこの夏、どんな時期から好きだったかなんて関係なく一緒に戦って、わだかまりが無くなってきたんじゃないかなぁ。

悔しさを一緒に乗り越えた戦友みたいな感じ。

 

それに関しては、オタク同士の話もあるけど、サマパラの公演内容としてもあって。

今年のサマパラは全然期待してなくて、秋の舞台に本気だそうと思ってたし、あとはそもそも全然当たんねえし?って感じだったし。(笑)

でも今年のサマパラは多分2人が入ったことで見れたサマパラだったんだなって1番に思った公演だった。選曲もセトリも演出も全部。

去年のぎこちないMCは無くなって、ようやく5+2から7×1になった感じ。

少なからず私の中にずっとあった「7人になったメリットを教えて?」という気持ちからくる、「なんか違う」が一切なかった公演。

「見たかったTravis Japanはここにある」ずっと言いたかったその一言がようやく口に出せたよ。

元太くん、松倉くん。トラジャに入る選択をしてくれてありがとう。

この言葉を口にするのに1年9ヶ月もかかっちゃってごめんね。

 

 

 

そして今年の夏はトラジャ担として、だけじゃなくて、七五三掛担としてもターニングポイントかもしれないなっていうのが次のはなし。

 

トラジャがデビューして欲しいと思ってなかったと思ってた理由のひとつに、あんまりメンバーの口から「デビューしたい」って断言するのを聞いたことがなかった気がするのもあって。言ってたかもしれないけど。忘れてるだけなら私のせいだね、ごめんなさい。

悔しかったとブログだったりいろんな媒体で言っていて、それも込みで「デビューして欲しい」と初めて強く思った夏。

 

しめかけくんは令和Jr.維新で「グループとして成功する確証は今でもない」と答えていて、わたし以上に自担が誰よりも不安だったんだろうなと思ったこの夏。不安はないって昔の雑誌で言ってたから、確証がないだけで不安ではなかったのかもしれないけれど。

あんまりファンに向けて顔にも口にも感情を出さないイメージがあったのに、泣きそうになりながら「デビューしよう」って言ってくれた夏。

今でも未来に確証はないと雑誌で答える中で、「夢を掴もう」と言い続けてくれた夏。

初めてと言っても過言ではないくらい、感情の欠片が見え隠れして、ようやく少しだけ心を許してくれたのかなってほんの少しだけ思った夏。

 

私は何年経っても七五三掛龍也が全くわからないし、まぁ多分今後もわかることは一生来ないと思うけれど(笑)、今年の夏の言葉は全部忘れないでいたいなって思います。

 

トラジャに数字が足りてないことはファンのせいかもしれないって私たちに「スノストのファンの子に負けてない、俺らのファンはすごいよ」って言って感謝してくれたこと。「みんなでTravis Japanだから」「一緒に夢掴もうね」「Travisのファンは最高だよ」当たり前のように言い続けてくれたこと。

本当に私はこのアイドルをファンとして好きになれて幸せだなって思いました。

だから次は私たちが幸せにする番だね、絶対努力を無駄にはさせないから。

 

 

 

こんなにアイドルを全うしてくれている人達を好きになれたことを私は誇らしく思うし、どんなに迷っても今ここで「アイドル」を選択して、「Travis Japan」を守っていていくれている7人に感謝しかないです。

 

「一緒にいるだけで幸せをくれる 君の笑顔にありがとう」

そう歌う優しい笑顔の7人に、そのフレーズをそのまま返したい。

いつかまた一緒に泣くなら、そのときは嬉し涙にしようね。

Travis Japanとトラジャ担の夏は、色んな感情が交差してたけれど、ここからひとつになって輝く未来に向かう一本道の始まりになればいいな。